安倍総理が日田市を視察 避難所や鉄橋流出現場[2017/07/12 11:48]

 3人が死亡した大分県日田市では、山間部の集落につながる道路の一部がようやく開通するなど復旧作業が進められています。一方、12日午前から安倍総理大臣が現地視察に入っています。

 (石田桜子記者報告)
 安倍総理は現在、市内中心部で一番大きな避難所を訪れています。避難者から話を聞いたり、施設の担当者にエアコンがあるかを尋ねたりしていました。こちらには12日朝の時点で22世帯57人が避難しています。被害が大きく、今も一部地域が孤立している山間部の小野地区の人がほとんどです。避難している男性は「家がどうなっているかが皆の共通の不安だ」と話していました。そして、女の子は家に置いてきた犬の心配をしていました。また、氾濫した川でJRの鉄橋が流された現場を視察し、JR九州の社長などから説明を受けました。この後、日田市役所に向かった後、福岡を訪れるということです。日田市では12日午前、大半の地域の避難指示が解除されました。現在、避難指示が出ているのは25世帯57人です。

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