活断層と仮定し耐震評価 北海道電力が近く表明[2017/07/12 21:11]

 活断層の有無を巡って意見が分かれていた北海道の泊原発について、北海道電力は原発周辺に活断層があると仮定した計算結果を近く明らかにする考えを示しました。

 北海道の泊原発を巡っては、原発のある積丹半島の西岸の海底に活断層があるとみている原子力規制委員会と、それに否定的な北海道電力とで意見が分かれていました。12日の規制委員会の臨時会議で、北電の真弓明彦社長は、活断層の評価について委員から現状を問われると「活断層と仮定した検討を進めていて、近く審査会合で考えを示す」と述べました。審査会合では活断層と想定し、地震が起きた場合の原子炉への影響を明らかにする見通しで、場合によっては追加の耐震工事が必要となる可能性も出てきます。

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