九州豪雨 死者30人に 日田市の林道は復旧に6億円[2017/07/14 05:54]

 九州北部を襲った豪雨では、これまでに30人が亡くなり、18人の安否が確認できていません。大分県日田市では、林道の復旧費用が6億円余りに上る見通しです。

 日田市によりますと、今回の豪雨で被害を受けた市内の林道は40路線の324カ所です。5年前の九州北部豪雨と比べ、被害エリアは狭いものの、土砂崩れなどで林道が埋もれた箇所は同じ程度でした。復旧に掛かる費用はほぼ倍の約6億1800万円とみられています。また、日田市や福岡県朝倉市に14日から日本地すべり学会が現地調査に入る予定です。福岡、大分両県ではこれまでに30人が死亡し、依然18人の安否が分かっていません。九州豪雨の被災地では14日も厳しい暑さになります。予想最高気温は日田市で35度、朝倉市で34度と熱中症に警戒が必要です。

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