荒川で大規模水難救助訓練 台風やゲリラ豪雨に備え[2017/07/14 23:34]

 台風やゲリラ豪雨が増える季節を前に、東京と埼玉の間を流れる荒川で大規模な水難救助訓練が行われました。

 訓練は台風などによって荒川が氾濫した想定で行われ、警視庁の水難救助隊のほか、埼玉県警の機動隊や付近の住人など約150人が参加しました。中州に取り残された人を救助するため、対岸から特殊な銃でロープを掛けてボートで救助したほか、ヘリコプターで救助者をつり上げたり、人形を溺れた子どもに見立てて警備艇で救助する訓練を行いました。また、救助隊員が付近の住人に対して浮き輪の投げ方などをレクチャーしました。滝野川警察署の岩沢俊宏署長は、「自然災害が多発するなか、災害はいつ何時起こるか分からない。日々の備えが大事だ」と話しました。

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