中国公船2隻 青森県沖で領海侵入 周辺海域で初[2017/07/18 00:05]

 17日、中国の公船2隻が青森県沖の領海に一時、侵入しました。

 第2管区海上保安部によりますと、午前8時すぎ、海上保安部の巡視船が青森県の日本海に面する舮作崎の沖合の領海に入った中国海警局の公船2隻を確認しました。領海侵入を確認した海保の巡視船が無線で呼び掛けを行い、その後、2隻は午前9時半すぎに領海を出たということです。しかし、正午前に、今度は津軽海峡の竜飛崎の領海に姿を現しました。海保が呼び掛けを行ったところ、午後3時すぎ、2隻は領海を抜けて太平洋に移動したということです。この海域で中国公船の領海侵入を確認したのは初めてです。この2隻は15日に、長崎県の対馬沖と福岡県の沖ノ島沖の領海に立て続けに侵入していました。

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