福岡・朝倉市の断水地域 一部の家庭に生活用水[2017/07/20 05:54]

 九州豪雨によって断水が続いている福岡県朝倉市の杷木地区で、試験的に水道管に水を流す作業が始まり、一部の家庭で生活用水として利用できるようになりました。

 朝倉市杷木地区では、浄水場に土砂や流木が大量に流れ込んだため、依然として全域で断水が続いています。このため、臨時に濾過(ろか)装置を設置し、水道管を通して水を供給する試験が行われました。一部の家庭に供給された水はトイレなどの生活用水として使用されます。
 被災者:「出ましたね、出ました。あと1カ月か2カ月かかると思っていたから、ほっとしますね」
 朝倉市は23日までに、断水している杷木地区全域に生活用水を行き届かせたいとしています。

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