山本大臣が「四国に新設」 加計選ばれる2カ月前に[2017/07/20 10:30]

 加計学園の愛媛県での獣医学部新設を巡り、山本規制改革担当大臣が学園が選ばれる2カ月前に、日本獣医師会の幹部らに「四国に新設することになった」と伝えていたことが獣医師会の内部文書で明らかになりました。

 ANNが入手した日本獣医師会の内部文書によりますと、加計学園が愛媛県今治市で獣医学部を新設する事業者に選ばれる2カ月前の去年11月、山本大臣が獣医師会を訪れて幹部らと面会し、「四国は感染症に係る水際対策ができていなかったので、新設することになった」と述べたとされています。この面会の場にいた日本獣医師政治連盟の北村委員長は取材に対し、山本大臣の発言は事実だとしています。これに対し、山本大臣は「四国に決まったという発言はしていない」と否定しました。
 山本規制改革担当大臣:「四国に決まったという発言は全くしていません。京都産業大学からも提案あるのでその可能性もありますよと言ったところ、(獣医師会側が)それは困るということで、進めるなら今治市だけということで明記してほしいという発言が向こう(獣医師会側)からありました」

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