風水害払う神事 被災地で豪華絢爛な日田祇園祭[2017/07/22 11:52]

 豪雨による被害を受けた大分県日田市では、300年の伝統を誇り、世界無形文化遺産に登録されている日田祇園祭が始まりました。

 豪雨の影響で、各地区の山鉾(やまほこ)が一堂に会する集団顔見世は中止になりましたが、祭り自体は風水害や疫病を払うための神事であることから、予定通り開かれました。22日は午前9時から、豪華絢爛(ごうかけんらん)な8基の山鉾が祇園囃子(ぎおんばやし)の音色とともに、復興への願いを込めて巡行しました。夜にはちょうちんをともした山鉾が巡行する晩山が行われます。

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