福島第一原発3号機 格納容器の底部分にもデブリ[2017/07/23 06:24]

 東京電力は、水中ロボットによる福島第一原発3号機の内部調査で、格納容器の底の部分でもデブリ(溶け落ちた核燃料)の撮影に成功したと発表しました。

 東電は21日、格納容器の下の部分でデブリを撮影したことを明らかにしましたが、22日は格納容器の底の部分にロボットを潜らせました。炉心の真下の画像では、何層かに重なった堆積物があるのが分かります。また、砂状の物質や鉱石のような堆積物も東電はデブリだとしています。今回の調査で、デブリが格納容器の内部に幅広く分布する可能性が高まりました。今後、非常に高い放射線量のなかでデブリをどのように取り出すのか、さらに困難な課題が突き付けられました。

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