沖縄県が国を再提訴 辺野古工事の差し止め求め[2017/07/25 05:53]

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡って沖縄県は24日、国が県の許可を得ずに岩礁を壊す工事を行うことは違法として、工事の差し止めを求める訴えを起こしました。

 沖縄県・翁長雄志知事:「裁判のなかで、新辺野古基地を造ることの理不尽さと政府の進め方の拙速さを訴えていきたい」
 今回の訴訟で沖縄県は、漁業権のある海で岩礁を壊す工事を行うには知事の許可が必要と主張。一方、国は地元の名護漁協が補償金を条件に漁業権を放棄する決議を出しているとして、知事の許可は必要ないとしています。辺野古を巡っては去年12月、最高裁が埋め立ての承認を取り消した翁長知事の判断は違法とする判決を出しています。

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