新国立の作業員自殺 全800社で労働時間調査へ[2017/07/25 17:19]

 新国立競技場の工事に関わるすべての企業の労働時間を調査する方針です。

 今年3月、新国立競技場の建設現場で働いていた男性(当時23)が長時間労働の末、自殺した問題で、塩崎厚生労働大臣は建設工事に関わる約800のすべての企業について、従業員の労働時間を調べる方針を明らかにしました。問題があれば厳しく是正するとしています。また、建設業界では、元請企業と下請企業の力の差が大きいと指摘したうえで、長時間労働などの問題がある場合、「下請け企業は自ら申し出てほしい」と述べました。

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