SNSの子ども性的被害が過去最多 事業者らが協議会[2017/07/26 17:01]

 インターネットを通じて性的被害などに遭った子どもが去年、過去最多を更新したことを受け、事業者らが対策を話し合う協議会をつくりました。

 LINEやフェイスブックなど主要6社で構成する「青少年ネット利用環境整備協議会」が発足し、26日に会見を開きました。警察庁によりますと、去年、全国でインターネット上のサイトを通じて性的被害などに遭った18歳未満の児童は1736人で、統計を取り始めた8年前と比べ約2.2倍と過去最多を更新しました。これまでは各社がそれぞれ被害防止対策に取り組んでいましたが、協議会の設立でより効果的な対策を進める考えです。被害を受けた子どもが利用していたものではツイッターが446人と最多でしたが、ツイッターは協議会の立ち上げには入っておらず、「早期に参加したい」としています。

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