「残業代ゼロ」法案に遺族らが反対を表明[2017/07/26 17:17]

 いわゆる「残業代ゼロ」法案に遺族らが反対を表明しました。

 政府は、研究者などの専門職を残業代の支払いや労働時間の規制から外す「高度プロフェッショナル制度」を盛り込んだ労働基準法の改正案を秋の臨時国会で成立させたい考えです。これに対し、過労死した人の遺族らが会見し、制度について改めて反対を表明しました。遺族らは、「制度が高収入であることが条件であるものの、一度、成立すると条件が緩和され、残業代が支払われない対象者が拡大される恐れがある」などと指摘しました。

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