国際クルーズの拠点 横浜港などの6港を指定[2017/07/26 19:24]

 クルーズ船による訪日観光客を増やすため、国土交通省は、寄港を促す国際クルーズの拠点に、横浜港や熊本県の八代港など6港を指定しました。

 国交省は海外からのクルーズ船の拠点として政府と民間が連携して整備する対象の港に、全国から横浜港や熊本県の八代港、静岡県の清水港、長崎県の佐世保港、沖縄県の本部港・平良港の6港を選び、「国際旅客船拠点形成港湾」に指定しました。指定された港では政府は外国人旅行者の誘致活動を強化する一方、民間の運航会社がターミナルビルなどの旅客施設を整備して受け入れ環境を整えます。そのうえで、整備に協力した運航会社には、クルーズ船の専用岸壁を優先して使えるようにします。去年、クルーズ船での訪日旅客数は199万人で、前の年と比べて約8割増加し、過去最高となっています。

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