強毒の「ヒアリ」 環境省で専門家らが対策会議[2017/07/27 17:46]

 環境省は国内で確認が相次ぐ強毒の「ヒアリ」について、効果的な対策を話し合うため、専門家を集めて会合を開きました。

 27日の会合では、ヒアリの専門家や環境省の職員がヒアリを発見した時の対応や水際での対策について話し合いました。専門家からは気温の高い夏場の日中はアリはあまり活動せず、目視での調査に効果が出ないため、時間や時期を考慮した方がよいという意見が出されました。他にもヒアリが定着している中国などからのコンテナでは荷出しする際に毒入りの餌(えさ)を置くことが有効な対策という指摘もありました。環境省は今後も専門家からの意見をもとに、ヒアリの対策を検討していく方針です。

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