文科省天下り問題 再発防止策の提言が出される[2017/07/27 19:44]

 天下り問題の再発防止策を検討する文部科学省の外部有識者会議は、第三者チームによるチェック体制を柱とする提言を松野博一文科大臣に手渡しました。

 文科省では、違法な天下りあっせんで前川前事務次官を含む幹部ら40人以上の職員が処分されました。再発防止策を検討してきた外部有識者会議は27日、弁護士やコンプライアンスの専門家などによる第三者チームを設置し、違法な天下りがないかを定期的に調べることを提言をしました。また、新たに設置される第三者チームは、再就職についての相談や違反事案の通報窓口の役割を担うことも盛り込まれました。有識者会議の山田座長は「二度と過ちを繰り返さないという思いを絶やさずに、第三者チームの設置を直ちに実行に移してほしい」としています。

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