福島第一原発2号機 東電放射線量大幅に下方修正[2017/07/28 08:01]

 東京電力は福島第一原発2号機のロボット調査で、1時間あたり最大で650シーベルトと推計した内部の放射線量を80シーベルトと大幅に下方修正しました。

 東京電力は今年2月の調査で、2号機に投入したロボットが炉心に向かうレール上で撮影した映像のノイズから、放射線量が1時間あたり650シーベルトと推計して発表しました。これは2号機内で推計された最大線量でしたが、東電は5カ月以上経った27日、実際には約8分の1の80シーベルトだったと大幅に下方修正しました。東電は「現場のミスでノイズの計測設定を間違えて入力し、過大評価してしまった」と説明しています。

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