朝倉市一部で水道安全宣言 依然メド立たぬ地域も[2017/07/28 11:53]

 九州豪雨で水道施設にも大きな被害が出た福岡県朝倉市で、一部の地域を除いた水道水について、飲み水としての安全宣言が出されました。

 朝倉市・森田俊介市長:「水質の安全をここに宣言します」
 朝倉市の森田市長は、旧杷木町地域の約1400世帯の水道水について安全宣言を出しました。旧杷木町地域では、浄水場のろ過設備に土砂などが流入したため5日に断水しましたが、移動式の仮設装置で先週から試験的に水を供給していました。洗濯など生活用水として使用されていましたが、安全性が確認されたとして、28日から飲み水としての使用が認められました。一方、松末地区などでは水道管が流され、水道の復旧のめどは立っていません。

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