日本臓器移植ネットワーク 臓器提供の目標1000件に[2017/07/31 22:51]

 日本臓器移植ネットワークは、今後5年間で脳死などによる臓器の提供件数を1000件に増やしたい考えを明らかにしました。

 日本臓器移植ネットワークの門田守人理事長は、東京都内で行われた会見で、日本の脳死などによる臓器の提供数が年間100件余りにとどまっている現状を指摘しました。国内で臓器移植が進まない背景には、社会の理解が高まっていないことや医療施設での体制が整っていないことなどが挙げられるとしています。門田理事長は、5年後の提供数について1000件を目指すとしました。今後は日本財団から1億2000万円の助成を受けることが決まったとして、臓器移植についての啓発活動などを行う方針です。

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