新しい調査委設置を遺族に伝える 茨城・いじめ自殺[2017/08/04 11:57]

 茨城県取手市で中学3年の女子生徒が「いじめられたくない」などと日記に書いて自殺した問題で、県が主導する新しい調査委員会を設置することが遺族に伝えられました。

 おととし11月、取手市で、中学3年の中島菜保子さん(当時15)が日記に「いじめられたくない」などと書き残して自殺しました。「いじめはなかった」という前提で市の教育委員会が設置した第三者委員会は6月、一転して「いじめがあった」と認めて解散しています。県はその後の両親からの申し入れを受け入れ、4日に県が主導する新しい調査委員会を設置すると回答しました。
 中島菜保子さんの父・考宜さん:「まずは第一歩を踏めたと思っています」
 中島菜保子さんの母・淳子さん:「(Q.菜保子さんに掛ける言葉は?)もう少しパパもママも頑張るから見ていてね」
 県は今後、調査委員会のメンバーを決める際などは遺族と協議すると話しています。

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