豪雨1カ月被害乗り越え…特産品スイカ出荷 日田市[2017/08/05 11:50]

 大分県日田市では豪雨で特産のスイカに被害が出ていましたが、1カ月経って店先には大きなスイカが並んでいます。

 (安部祐貴記者報告)
 日田市では九州豪雨の農業被害が37億5000万円を超えるといわれています。先月から出荷のピークでしたが、豪雨の影響で不作になるなど、生産者にとって大きな打撃となりました。一時、出荷作業が滞っていましたが、ひと月経った今では作業が再開し、店先に大きなスイカを並べられるようになりました。軌道に乗ってきた矢先、今度は台風の対策に追われています。強風でビニールハウスが倒壊しないように、ビニールを剥ぐ作業が進められています。生産者からは不安の声が聞かれます。
 スイカ農家:「大変な時期(1カ月前)でした。ちょっと雨の量が多かったですけど、何とかスイカが出荷できました。20年くらい栽培しているけど、こんなに立て続けではない」
 生産者は不安を感じる一方、台風被害を受けても最後まで出荷したいと話していました。

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