駅案内に新たなデザイン 外国人客にも分かりやすく[2017/08/08 18:29]

 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、東京都は外国人観光客にも分かりやすい駅の案内表示板の新たなデザイン案を示しました。

 都庁に近い新宿駅はJRや都営地下鉄、東京メトロなど6つの鉄道会社が乗り入れていますが、それぞれ案内表示板が異なり、旅行者などから分かりにくいと指摘されています。こうしたことを受けて都は、駅や周辺をエリアごとに色分けし、日本語や英語の表記も統一した新たな案内表示板のデザイン案を示しました。今後は案内表示板の設置箇所を増やし、バリアフリー対策も進めて、分かりやすく使いやすい駅を目指すとしています。設置工事は10月に始まり、2020年の大会までに整備を終える予定です。都は、今後も乗り入れや利用者が多い駅への案内表示板の設置を進めることにしています。

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