市場移転問題で小池知事「文書として残していない」[2017/08/10 23:28]

 東京都の小池知事は定例の会見で、市場の移転問題について、都の顧問らと協議した記録が残っていないとの指摘を受け、「文書としては残していない」などと述べました。

 小池知事は市場の移転問題を巡って、都の関係部局だけでなく、外部の顧問などからも意見を聞いて基本方針を公表しました。10日の会見では、外部の顧問との協議内容について「記録がないことは情報公開の原則に反しているのではないか」とする質問がありました。
 小池知事:「それはAI(人工知能)だからです。人工知能とはつまり、政策決定者である私が決めたということです。回想録に残すことはできると思うが、最後の決定は文書として残していません」
 小池知事は就任以来、折に触れて「情報公開は東京大改革の一丁目一番地」と話していました。

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