厚生年金と国民年金 決算で2年ぶりの黒字に[2017/08/11 08:02]

 厚生年金と国民年金の昨年度の決算が発表され、いずれも2年ぶりの黒字となったことが分かりました。

 厚生労働省によりますと、会社員が加入する厚生年金は歳入が約56兆1626億円、歳出は約45兆6595億円で、10兆5031億円の黒字となりました。また、自営業者などが加入する国民年金も2440億円の黒字となりました。厚生年金や国民年金の積立金を株式や国債で運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が7兆9300億円の運用収益を出したことが大きな要因だということです。GPIFは「引き続き長期的な観点で運用を行い、責任を果たしたい」としています。

こちらも読まれています