原料メーカー不法投棄「見て見ぬふり」慣例化認める[2017/08/25 05:55]

 岐阜県の中央道で起きた産業廃棄物を含む土砂崩れで、家宅捜索を受けた会社の会長が不法投棄が慣例化していたことを認めました。

 18日、瑞浪市の中央道で産業廃棄物を含む土砂が崩れて6人が重軽傷を負った事故で、警察は24日、産廃処理業の許可を得ずに斜面に陶磁器の原料を不法に捨てた疑いで陶磁器原料メーカー「丸釜釜戸陶料」を家宅捜索しました。
 丸釜釜戸陶料・水野辰英会長:「先代からずっと(投棄を)やってきたので、私も見て見ぬふりでいた。こんな言い方は良くないかもしれないが、『土じゃないか』『同じ岩石じゃないか』ということもあったかも」
 警察は不法な投棄が事故を引き起こした可能性もあるとみて、今後、業務上過失傷害の疑いも視野に捜査を進めています。

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