SNSいじめ相談は電話世代と若い世代の両面対応で[2017/08/28 23:35]

 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使ったいじめなどの相談窓口の設置について、文部科学省の検討チームが相談員に若い世代を加えた体制が効果的とする中間報告をまとめました。

 文科省の検討チーム・森田洋司主査:「子どもたちにとって非常に相談しやすい体制を、さらに選択肢としてはその幅を広げるという目的のもとで中間報告をまとめました」
 文科省の検討チームは、SNSを使ったいじめなどの相談窓口の開設について議論を進めています。中間報告では、気持ちが落ち込みやすい長期休み明けや日曜日に重点的に対応することや、相談員は経験のある電話世代とSNSに精通した若い世代を加えたメンバーにすることが効果的などとしています。文科省は全国展開も視野に、来年度予算に相談体制の補助として約1億円を求めます。

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