警視庁と民間企業で訓練 人命救助にドローン活用[2017/09/01 07:05]

 本格的な台風シーズンを前に、東京・あきる野市の河川敷で、警視庁と民間企業が連携してドローンを活用した救助訓練が行われました。

 訓練は台風が接近して多摩川が増水した想定で行われ、警視庁の特殊救助隊や付近の住人など合わせて約50人が参加しました。中州に取り残されたけが人を救助するために小型のドローンを飛ばして状況確認を行った後、大型のドローンで救命胴衣などを中州まで運びました。その後、対岸から特殊な銃でロープを渡してボートでけが人を救助しました。福生警察署の三枝司佳署長は「以前も増水で中州に取り残されたケースがあった。ドローンによって状況を把握し、人命を救助していきたい」と話しました。

こちらも読まれています