JAL機緊急着陸 国交省「重大インシデント」に認定[2017/09/07 07:02]

 日本航空機がエンジントラブルで羽田空港に緊急着陸した問題で、国土交通省は事故につながりかねない「重大インシデント」と認定しました。

 5日午前11時ごろ、乗客乗員251人を乗せて羽田空港からニューヨークに向けて出発した日本航空6便が離陸の際に左エンジンから出火し、緊急着陸しました。日本航空のこれまでの調査で、トラブルの原因は鳥などの衝突ではなく、エンジンの内部にあり、後方にあるタービンの羽根の損傷やカバーに空いた穴が確認されています。国交省は、今回のトラブルを事故につながりかねない重大インシデントと認定しました。これを受けて、国の運輸安全委員会は機体がある羽田空港の格納庫に調査官3名を派遣し、原因の究明を進めることにしています。

こちらも読まれています