特殊詐欺対策で連携強化 東京地検の新検事正が抱負[2017/09/09 10:07]

 新たに東京地検トップに就任した甲斐行夫検事正(57)が記者会見を開き、「重責を果たすことができるように力を尽くしたい」と抱負を語りました。

 東京地検・甲斐行夫検事正:「厳正公平、不偏不党、基本に忠実な捜査公判を旨とし、国民の皆様の負託に応える検察を目指す」
 甲斐氏は、最高検刑事部長などを歴任し、7日付で東京地検検事正に就任しました。甲斐氏は、特に力を入れたい分野として特殊詐欺への対策を挙げ、警察など連携を強めていく考えを示しました。また、来年までに導入される予定の司法取引について、重要な捜査手法になり得るとしたうえで、「協力に合意した被疑者の供述がどこまで信用できるのか、裏付け捜査を徹底したい」と述べました。

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