踏切や電車内で緊急事態 ベストな判断、行動は…(2017/09/11 17:55)

 沿線火災の炎が燃え移った小田急線の車両火災。刻一刻と危険が迫るなかで、私たち乗客は自分たちの判断でドアを開けて避難してもよいのか。調べてみた。

 電車の屋根から上がるオレンジ色の炎。わずか8分ほどの間に燃え移ったという。10日、東京・渋谷区で起きた火災は現場の目の前に緊急停止した小田急線の車両に飛び火。屋根の一部約15平方メートルが焼けた。11日から始まった詳しい出火の原因を調べるための実況見分。なぜ、電車は火災現場の前に止まったのか。「線路側から消火活動をしたい」という消防の依頼に警察官が非常ボタンを操作。それにより、踏切に近付いた車両に自動でブレーキが掛けられたという。今回は結果的に火災現場の前で停車したようだ。安全のために設置された非常ボタン。そもそも、どういったケースで使われるものなのか。みだりに押すと、逮捕や損害賠償の対象となることもあるからか、街の人から聞こえてくるのは押しづらいとの声。小田急電鉄によると、「線路上に人やものなどがあるなどの緊急時には遠慮なく押してほしい」と話す。こうした取り組みは各社共通のものだ。京王電鉄でも緊急時は人命が最優先。ただ、緊急時に車外に出るためのドアコックだけは別だ。勝手に操作し、線路に下りた場合、他の電車に接触する可能性もあるため、状況にもよるが乗務員の指示を待ってほしいとのこと。こちらは10日午後10時ごろ、JR大久保駅前で発生した火災をとらえたもの。この火災では、車内の乗客に危険が及ぶことはなかったが、JR東日本によると、ドア付近にある非常用のドアコックはむやみに扱わず、係員の指示に従うよう求めている。

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