“年とった”首都高の大改修スタート 問題は全国的(2017/09/13 18:12)

 1963年に開通した首都高速1号羽田線の大改修工事が14日未明からついに本格化する。高度成長期のシンボルだった高速道路は今、全国で老朽化という問題に直面している。

 1962年の首都高開通以来、初の大規模な改修工事がついに本格化する。羽田線の工事はその第1弾。上り線の東品川桟橋付近の約1.9キロの区間の高架橋を取り壊して架け替える工事で、14日午前1時から迂回(うかい)路の使用が始まるのだ。高度経済成長期のシンボルであり、当時、“夢のハイウェー”と呼ばれた高速道路。首都高速羽田線が開通したのは1963年で、翌年の東京オリンピックに間に合わせるべく、急ピッチで建設が進められた。そして、開通からすでに半世紀以上が経った夢のハイウェーは今、老朽化という問題に直面している。羽田線の大改修工事が優先して行われる訳。それは橋のコンクリートの剥離(はくり)やひび割れなどが補修工事といった応急措置では追い付かなくなってきているためだ。運河上の橋と川面の隙間はわずかな空間しかない。そのため、橋の下に船などで潜り込んでの工事が難しく、損傷が多く発生してしまったという。建て替えられる新しい橋の水面からの高さは、最高20メートルに引き上げられる。高度経済成長期を支えた夢のハイウェーの老朽化。こうした事態は首都高に限らず、全国各地の高速道路も抱えていて、今後、課題となりそうだ。

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