テロなど今後も協議へ 世界の海上保安機関が初会議[2017/09/15 05:57]

 世界の海上保安機関のトップが一堂に集まる会議が14日に東京で初めて開かれ、テロが起きた場合の国際協力の在り方などについて話し合われました。

 中島海上保安庁長官:「国境を越え、海でつながる我々、海上保安機関の結束が極めて重要であるということを確認。引き続き日本が主導する形で進めていきたい」
 会議はアメリカやロシア、中国など世界38の国や地域が参加し、テロや大規模な油流出事故における国際協力の在り方などについて話し合われました。一方、尖閣諸島や北朝鮮のミサイルなど個別の問題については議題にされませんでした。会議では今後もこうした意見交換の場が必要だとの考えで一致し、実務者レベルでも規則や運営方法について協議を進めていくことになりました。

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