ラグビー場でテロ想定 1000人参加の大規模訓練[2017/09/25 19:05]

 ラグビーのワールドカップや東京オリンピック・パラリンピックを控え、多くの人が集まるのを前に、東京の秩父宮ラグビー場でテロを想定した大規模な訓練が行われました。

 東京・港区北青山にある秩父宮ラグビー場で行われた訓練には、警視庁の機動隊員ら約1000人が参加しました。訓練は、近くのビルに爆弾が仕掛けられ、会場内のテロリストが観客に向けて有毒な化学物質を投げ付けたという想定で行われました。警視庁の機動隊員や警察署員が、観客の避難誘導の方法や化学物質などを処理する手順を確認しました。秩父宮ラグビー場は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場に隣接しています。警視庁は、多くの人が集まる競技会場などでのテロへの警戒を強めています。

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