給食の牛乳に“異臭”新宿区で児童ら1300人訴える[2017/09/27 00:05]

 東京・新宿区の小中学校で、給食の牛乳を飲んだ約1300人の児童らが異臭を訴える騒ぎがあり、保健所が調べています。

 新宿区によりますと、25日、区内の小中学校で給食の牛乳を飲んだ児童や生徒約1万1000人のうち1301人が「味やにおいがいつもと違う」などと異臭を訴えました。大きな健康被害は確認されていません。牛乳は埼玉県戸田市にある「明治戸田工場」で22日に製造されていて、明治によりますと、出荷時の検査で異常はなかったということです。同じ給食用の牛乳は渋谷区や豊島区、板橋区と埼玉県の一部の小中学校にも出荷されていました。新宿区は保健所で残った牛乳の検査を進めるとともに、給食で使用するものは明治の神奈川工場で製造された牛乳に切り替えるということです。

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