衆院選控え違反取り締まりのため警視庁が幹部会議[2017/10/03 07:05]

 衆議院議員選挙の公示を前に、警視庁は全幹部を集めて選挙違反の取り締まりなどについて話し合いました。

 吉田尚正警視総監:「社会の注目度は高まり、各政党においても今後の国政の行方が決せられるものとして極めて重要な選挙と位置付けており、熾烈(しれつ)な選挙戦が予想されます」
 2日に警視庁の幹部を集めて行われた署長会議で冒頭訓示した吉田警視総監は、改正公職選挙法が施行され、都内でも多くの選挙区の区割りが変更になったことを受け、管内情勢を的確に把握することが重要だと訓示しました。また、インターネットの普及によって多くの人が突然、街頭演説の会場に押し寄せる場合もあり、対策を万全にするよう指示しました。警視庁は刑事部長を本部長とする「衆議院議員選挙違反取締本部」を設置し、捜査員約2000人態勢で取り締まりにあたっています。

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