東京五輪に向け セキュリティー強化のイベント開催[2017/10/04 07:04]

 東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー企業に対して、警視庁は3日、サイバー攻撃を受けた際の対処方法を教えるワークショップを開きました。

 去年のリオ大会では、スポンサー企業に対する不正アクセスなどのサイバー攻撃が増加したことが問題となりました。このため、警視庁は東京大会のスポンサー企業のセキュリティー担当者など100人以上を集めたワークショップを開きました。参加者は、実際にコンピューターウイルスを送りつけるなどのハッキングを体験したり、サイバー攻撃を受けた後の対処方法について説明を受けました。
 参加者:「これから攻撃が激しくなる本番だと思うので準備しなきゃいけないなと実感してます」
 また、東京都警備業協会は警視庁と協力し、オリンピックに向けて警備員の技術向上を図るため警備技能を実演する大会を開きました。都内の100社以上の警備会社が参加するなか、東京大会を想定した最先端の機器を使った手荷物検査や雑踏警備の実演が披露されました。協会は今後も、こうした大会を通じて警備員の技能向上を図っていくということです。

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