柏崎刈羽原発6、7号機が“合格” 事故後、東電で初[2017/10/04 12:32]

 原子力規制委員会は東京電力の柏崎刈羽原発6、7号機が新規制基準に適合しているとして、事実上の合格証にあたる審査書案を取りまとめました。

 4日、5人の委員全員の賛成で了承されました。東電の原発としても事故を起こした福島第一原発と同じ形の原発としても初の合格です。今後、30日間の意見募集などを経て正式に合格となります。ただ、地元・新潟県の米山隆一知事は事故原因の検証などに時間を掛けて取り組む考えで、再稼働の前提となる地元同意に慎重な姿勢です。このため、実際の再稼働の時期は見通せない状況です。

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