NHK記者の過労死 労災認定から3年、遺族要望で発表[2017/10/05 05:58]

 NHKは、2013年に死亡した女性記者が長時間労働による過労死だったことを発表しました。

 NHKによりますと、都庁クラブに所属していた佐戸未和記者(当時31)が2013年7月に心不全で死亡しました。渋谷労働基準監督署は長時間労働による過労死だとして、2014年5月に労災認定していたということです。佐戸さんが亡くなる1カ月前の時間外労働は159時間に上っていました。NHKは、労災認定から3年以上経っての発表となったことについて「今年の命日以降、両親から再発防止につなげるため、公表してほしいという強い要望があった」と説明しました。

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