47都道府県を聖火が巡る 100日超のリレーをIOC了承[2017/10/05 07:06]

 2020年東京オリンピックの聖火リレーで、IOC(国際オリンピック委員会)はこれまでのルールを緩和して100日を超える日数で行うことを了承しました。

 東京五輪組織委員会・森喜朗会長:「(聖火リレーが)47都道府県を全部、回るというのは大原則だと思います。私も事務総長も大変、喜んでいる」
 IOCの規定では聖火リレーは100日以内で、火を分けずに1つのルートで行うこととなっていました。2020年大会は東日本大震災などからの復興やオールジャパンで取り組むことを掲げていて、組織委員会では被災地を含む47都道府県を巡るルートを検討していましたが、従来の規定通りに行うと日程的には難しい状況でした。今回、100日を超える日程が了承されたことで、すべての都道府県を聖火リレーが巡ることが実現する見通しとなりました。過去の大会では、開催の1年前までに正式なルートが決まっています。

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