“大麻汚染”が30代以下の若年層で広がる 警察庁[2017/10/06 07:07]

 今年上半期の違法薬物を巡る検挙状況がまとまり、30代以下の若年層で大麻汚染が広がっていることが分かりました。

 警察庁によりますと、今年1月から6月までに全国で大麻を違法に所持したなどとして検挙された人数は、去年の同じ時期と比べて2割近く増え、1390人でした。年間で見ると4年連続の増加となります。このうち8割以上が30代以下の若年層ですが、特に未成年で検挙された人数は156人と、これまでの倍近くに増えるなど汚染が広がっています。押収量も去年の同じ時期と比べて大麻草は3倍ほど、大麻樹脂は50倍以上に増えています。警察庁は、若年層で「大麻は体への害が少ない」といった誤った情報を信じ、インターネット上やナイトクラブなどで取引するケースが多いとみて注意を促しています。

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