“青酸殺害”に極刑求める その瞬間も表情変えず(2017/10/10 11:51)

 京都や大阪で青酸化合物を使って夫や交際相手ら4人を殺害したなどの罪に問われている女の裁判員裁判で、検察側は10日午前、死刑を求刑しました。

 (田村信大記者報告)
 検察側から死刑が求刑された瞬間も被告は表情を変えることもなく、机に両ひじをついたまま、淡々と検察官の話を聞いていました。起訴状によりますと、筧千佐子被告(70)は夫の勇夫さん(当時75)や交際相手など合わせて4人に青酸化合物を飲ませて殺害したなどとして、3件の殺人と1件の強盗殺人未遂の罪に問われています。これまでの裁判で、千佐子被告は犯行を認めた一方で、あいまいな供述も繰り返していました。10日の裁判で、検察側は夫や交際相手の財産を目当てに犯行に及んだことは明らかだとして、死刑を求刑しました。一方、弁護側は千佐子被告が殺害した証拠がないうえ、認知症によって責任能力がないなどとして、一貫して無罪を主張してきました。物証が乏しいことや千佐子被告の不安定な供述などで裁判員は難しい判断を迫られることになります。判決は来月7日に言い渡される予定です。

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