炎上ヘリに放射性物質使用 周辺住民に健康不安[2017/10/14 17:42]

 沖縄県東村の民間地で不時着・炎上したアメリカ軍の大型ヘリの一部に放射性物質が使用されていたことが分かりました。

 在日アメリカ海兵隊によりますと、今回、事故を起こしたアメリカ軍の大型ヘリ「CH53E」にはインジケーターと呼ばれる複数の部品で放射性物質が使用されていたということです。アメリカ軍側は健康被害を引き起こす量ではなく、すでに取り除いたとしています。一方、琉球大学の矢ケ崎克馬名誉教授は、14日の現場の調査で1平方メートルあたり81ベクレルの放射性物質を検出したと発表しました。ストロンチウム90が飛散したと考えられると述べました。矢ケ崎教授は「雨が降る前の測定なら今回より100倍高い数値が出た可能性がある」と述べています。

こちらも読まれています