「嘘の答弁」森友問題で佐川国税庁長官ら刑事告発[2017/10/16 17:13]

　森友学園問題で「嘘の答弁をした」と、市民グループが国税庁長官を刑事告発です。

　大学教授らの市民グループは、国税庁の佐川宣寿長官が財務省理財局長だった当時、森友学園への国有地売却を巡って、国会で嘘の答弁して証拠隠滅を図ったとして、東京地検に刑事告発しました。佐川長官は当時、森友学園との交渉記録について「復元できない」などと発言していました。また、当時の近畿財務局の担当者についても背任罪で告発していて、市民グループは「疑惑が国会で解明されないなら、忖度（そんたく）しない刑事司法に委ねるしかない」と話しています。