“癒着”告発で解雇に 神社本庁に「不当」訴え[2017/10/17 18:52]

 疑惑を指摘したことで、懲戒処分を受けたのは不当と訴えています。

 訴状などによりますと、宗教法人「神社本庁」元幹部の稲貴夫さん(57)は職員宿舎の売却を巡って、上層部と業者の間に癒着の疑いがあると指摘する文書を作成して役員に提出したところ、突然、8月に懲戒解雇処分を受けたということです。また、別の元幹部(57)も降格処分となりました。2人は「不都合な行為を抑圧し、排除すべく解雇に及んだ」として東京地裁に処分の無効などを求めて提訴しました。神社本庁は取材に対して「弁護士と相談して対応します」などとコメントしています。

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