「受け入れられない」埋立地帰属問題で大田区が反発[2017/10/17 23:37]

 16日に示された東京湾にある埋立地の帰属に関する調停案に対し、大田区議会で受け入れを拒否する議案が可決する見通しとなりました。

 東京都の自治紛争処理委員は16日、東京湾にある「中央防波堤埋立地」の帰属について、約86%を江東区、14%を大田区とする調停案を両区に示し、受け入れるよう勧告しました。江東区側は受け入れる考えを示していますが、大田区側は調停案に反発していました。17日の大田区議会の委員会では「調停案は合理的ではない」として、受け入れ拒否の議案が全会一致で可決しました。近く開かれる本会議で可決される見通しです。大田区の松原区長は16日に「受け入れられない」などと述べ、訴訟についても検討する考えを示しています。

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