“超大型”台風21号 三重・名張市で氾濫、冠水も[2017/10/23 00:01]

 超大型で非常に強い台風21号は、この後、23日未明から明け方にかけて東海地方に上陸する恐れがあります。

 台風21号は本州の南の海上を北上していて、紀伊半島や東海地方の一部などで暴風域に入っています。太平洋側を中心に猛烈な雨が降り続き、和歌山県新宮市では48時間雨量が800ミリを超えていて、観測史上最大の大雨になっています。国土交通省によりますと、三重県名張市を流れる宇陀川が22日午後8時前に氾濫しました。周辺の道路などが冠水しているということです。東日本に上陸する台風としては過去最強クラスの強い勢力となる恐れがあり、厳重な警戒が必要です。23日も羽田空港などを発着する飛行機の欠航が相次いでいるほか、首都圏ではJRの在来線にも始発から大きな影響が出る見込みです。

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