国交省が神戸製鋼立ち入り検査 MRJ安全性など調査[2017/10/24 11:53]

 神戸製鋼所による検査データの改ざん問題で、国土交通省が三重県内にある工場を立ち入り検査し、ほかにも不正がないか調べています。

 石井国交大臣:「今後のMRJ等の量産化に向けて、その品質に万全を期すため立ち入り検査を実施する」
 国交省が立ち入り検査しているのは、三重県いなべ市にある神戸製鋼の大安工場です。三菱重工業が製造し、国が後押しする国産初のジェット旅客機「MRJ」には神戸製鋼の問題のアルミ製品が使われていて、国は直接、調査することが必要だと判断しました。検査は25日までの予定で、判明した改ざん以外にも不正がないか調べるということです。神戸製鋼の改ざん問題を巡っては、アメリカの航空機メーカーも調査に乗り出すなど影響が広がっています。

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