対立続く大田区と江東区 “埋立地問題”は法廷へ[2017/11/01 08:02]

 東京都の大田区と江東区が帰属を主張していた東京湾の埋め立て地の問題が、法廷に持ち込まれることになりました。

 東京湾にある中央防波堤埋立地の帰属を巡って大田区は江東区を相手取り、区の境界の確認を求めて東京地裁に提訴しました。大田区議会は先月の臨時会で埋め立て地の約86%を江東区、14%を大田区とする東京都の自治紛争処理委員の調停案について、埋め立て地の海面付近が大田区ののり養殖場だった歴史的背景などから「不合理」とし、受け入れの拒否を全会一致で可決していました。

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