「騙されたフリをしている人を騙す」巧妙な手口とは(2017/11/13 17:08)

 新手の詐欺にご用心。「オレオレ詐欺」を見破ったはずが、次々、被害に。「ダマされたフリ作戦」を逆手に取る、その手口とは。

 今、急増しているという詐欺の新手口。それは「だまされたフリをしている人をだます」というもの。埼玉県上尾市でこんな事件が起こった。埼玉県警によると、9月に上尾市の女性に甥(おい)をかたる男から「金を貸してほしい」と電話があった。いわゆる「オレオレ詐欺」だ。
 詐欺の犯人:「株で損して300万円が必要になった」
 ところが、不審に思った女性が「奥さんや子どもの名前を言って」と言うと、犯人は言えなかったという。ピーンときた。これはオレオレ詐欺だと。詐欺を見破った女性。しかし、ここから犯人は驚くべき新たな作戦を仕掛けた。もう一度、女性のもとに電話が掛かってきたのだ。今度の相手は警察だと話して「女性にだまされたフリをして犯人をおびき出してほしい」という。また、「自宅に来た犯人にお金を渡してほしい。渡さないと捕まえられない。周辺で警察官が見ているから大丈夫だ」と話した。残念ながら自宅に来た男に300万円を渡してしまったのだった。オレオレ詐欺でだまそうとした犯人。だまされたフリをして警察に協力した女性。ところが、さらに犯人はだまされたフリをしていることを逆手に取ってだましたというのだった。実は埼玉県内では6月以降、同様の手口ですでに4件、約1000万円の被害が出ていて、県警が注意を呼び掛けている。

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