認定の可能性高まる 地球史に「チバニアン」命名へ[2017/11/14 05:57]

 千葉県市原市の地層が地球の歴史の一時代を代表する地層に選ばれ、その時代が「チバニアン」と命名される可能性が高まりました。

 茨城大学などの研究チームは、市原市の地層が77万年前に地球の磁場が逆転した際の痕跡を残しているとして、その時代を代表する地層として認定するよう国際学会に申請しています。認められれば、77万年前から12万6000年前の時代を「千葉時代」を意味するチバニアンと名付ける予定です。研究チームなどによりますと、国際学会の1次審査でイタリアの候補を破り、千葉の地層が選ばれたということです。正式な認定は来年以降になる見通しです。

こちらも読まれています